虫歯になる原因

虫歯とは、歯の硬い組織が破壊されることで、虫歯やカリエスと呼ばれます。この破壊（脱灰）は、プラークに含まれるバクテリアが作り出す酸によって引き起こされます。このダメージは、小さいくぼみや穴の形成につながり、最終的には専門的な治療が必要となります。歯科医師は、虫歯を取り除き、詰めることができます。治療をしないと、虫歯が歯を破壊してしまいます。

ステージ1

ステージ2

ステージ3

ステージ4

虫歯の進行段階

• ステージ1： 歯の表面に白や茶色の斑点がある場合は、初期の虫歯の兆候である可能性があります。フッ素入りの歯磨き剤での歯磨きとフロスで虫歯になるのを防ぐことができます。

• ステージ2： 虫歯が歯の表面の硬いエナメル質にまで進んでいる状態です。 

• ステージ3： 虫歯がエナメル質を通り抜けて、歯の柔らかい層に達した状態です。エナメル質の下にある歯の層はそれほど硬くないため、虫歯はより早く進行してしまいます。

• ステージ4： 虫歯の治療おこなわないと、歯の奥深くでより大きな問題を引き起こす可能性があります。そのため、定期的に歯科医院を受診することが大切です。

虫歯になってしまった場合、歯科医師は、詰め物やフッ素やその他の治療法について患者さんに説明することがあります。

虫歯を予防するために、以下のことに気をつけましょう:

• お口の中の細菌のエサとなる甘い食べ物や飲み物を避ける。

• フッ化物を含む歯磨き剤やマウスウォッシュを使用する―フッ化物は歯のエナメル質を強化し、虫歯の予防に役立ちます。

• プラークを除去するために、毎日しっかりと歯磨きをする。歯と歯の間のプラークプラークを取り除くために、毎日フロスを使う。

• 唾液の流れが悪くなると、歯が自然に洗浄されなくなり、虫歯になることがあるため病状や服用している薬について、歯科医師に相談してください。

• アルコール依存症、喫煙、摂食障害など、その他の要因が虫歯の問題を引き起こす可能性があります。気になることがあれば、歯科医や医師に相談してください。